Qpediaについて   ⇒HOME

◆Qpediaは、'22年2月からクイズ愛好家のカザマフトシが書き溜めている、クイズ勉強・社会勉強用の辞典風ノートです(「覚えておきたいことや学んだことを全部詰め込んで永久保存」)。
形式は、長大な1ページ構成のテキスト。'24年4月現在、森羅万象にわたる約7,500項目を載せています。文字数は約70万字で、新書約7冊分に相当します。
自分用のノートですが、一応、Googleの検索に引っかかるようにしています。
小さな百科事典のようでもあり、様々な言葉の再定義を試みた辞書のようでもあり、楽しく読める雑学集でもあり、何かしらのジャンルへの興味の糸口になったり、知識が増えたりする場所を漠然と目指していないわけでもありません。
項目選定・記述・更新はほぼカザマ一人で行い、校正・校閲は行われていないのが実情です。個人的な関心、情報源の偏り、思想、思索等も色濃く反映されていることと思います。

◆Qpediaでは、極めてコンパクトに多くの情報量を組み込むことを最優先しています。基本的に情報の出典は明確にしておらず、普通にソース取りが甘いこともあります。
客観的な叙述と並べて、単に「一般によくいわれている」ことや個人的評価をメモすることもありますし、「…という。」「…ともいう。」の形で噂レベルの話を紛れ込ませることも多々あります。
更新は気まぐれのタイミングでしか行っていないので、当初は事実を述べたものの、事実がどんどん変化し、今では事実でないことがそのまま載っている場合も多いです。
「現在」「史上」等、時系列を示すワードが付いた記述は特に要注意ですが、他にも様々な情報が日々変化しています。
「商品名」や「有名人の所属先」のような変わりやすい事柄はもちろん、言葉の定義、歴史認識すら、時が経てば変わっていきます。鮮度の長さは情報次第で違いますが、絶対不変が保証された事実のほうが少ないということは言えるでしょう。
ちなみにカザマは、クイズの世界でも、この知識は覚えたからもうOK、みたいな問題ばかりではつまらないと思っています。日々変化する情報こそ面白い、と思います。
いずれにせよ、Qpediaはあくまで個人的な「ノート」です。特に何の参考文献にもならないことはご理解下さい。


※Qpedia:西暦年・世紀の略記法について
1945年以降の西暦年は「'45」(=1945年)、「'00」(=2000年)といった形で、
1950年代以降の十年紀(ディケイド)は「50s」(=1950年代)、「00s」(=ゼロ年代=2000~2009年)といった形で、
各世紀は「20c」(=20世紀)、「BC1c」(=紀元前1世紀)といった形で、略記しています。

※Qpedia:西暦年の付け方について
最近「西暦の年号には常に太陽暦を適用すべき」という考え方が広まりつつありますが、Qpediaはこの考え方に立っていません。
従来は、日本が太陽暦を導入した1873年より前の日本の出来事は、旧暦のまま便宜的に西暦年に直して表記しました。
例えば、赤穂浪士の討ち入りの日は元禄15年12月14日で、元禄15年の大部分は西暦1702年のため、「1702年12月14日(旧暦)」と記し、年号は1702年としたわけです。
しかし最近の文献では、「西暦の年号には常に太陽暦を適用すべき」と考え、「元禄15年12月14日(1703年1月30日)」と記し、年号は1703年とするものが増えています。
この考え方は世界史との同期性を考えると、一見、理に適っているようにも感じますが、一口に太陽暦といってもそう単純なものでもありません。
例えば、セルバンテスとシェイクスピアの命日は共に1616/4/23(サン・ジョルディの日)とされていますが、当時スペインは既にグレゴリオ暦、イングランドはまだユリウス暦だったので、実際には同じ日ではありません。
世界標準に合わせようとすれば、シェイクスピアの命日も「ユリウス暦1616年4月23日(グレゴリオ暦5月3日)」と書くべきで、これをどこまでやるかの問題が出てきてしまいます。

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